財布とは

財布とは、金銭を入れる巾着が起源だと言われております。

革製の財布・長財布が広く普及していますが、革素材以外にも布製などの色々な素材のものがあります。また財布・長財布は金銭以外にも、クレジットカードや運転免許証、保険証や定期券などを入れることができるようになっているもなどがあります。例えば小銭専用のコインケースや大容量な長財布など。

財布・長財布が紙幣を入れる札入れが付いた形になったのは17世紀に紙幣が登場してからです。紙幣が登場する前は硬貨のみですからお財布の形状は巾着袋でした。日本では江戸時代に、藩紙が使われるようになってから広まり、懐紙入れの技術を応用して作られたそうです。紙幣が流通する以前は、中央に穴があけられた硬貨が使われており、穴に紐を通して持ち運ばれていました。

現代では一般的に使われている、カードポケットの多い二つ折りの財布などは、1951年にクレジットカードが発明されてから広まり、1950年代初期にほぼ今のものと変わらないデザインのものになりました。1970年代にマジックテープを使用した財布が広まったことを除けばそれ以降は財布・長財布のデザインはさほど変わっていません。財布・長財布は紳士用のシンプルなデザインから、女性向けの収納力のある財布・長財布など今ではファッション性の高いお財布まで幅広い種類の財布・長財布があります。

財布

私たちのお財布は人それぞれ違う財布・長財布を持っていると思います。ちょっと回りを見回してみると皆さんそれぞれの財布・長財布でその人の性格が現れていませんか?形の同じ財布・長財布でも持ち手の使用状況に応じて財布・長財布もそれぞれ違う顔をしています。今貴方が使っている財布・長財布はどのような顔をしていますか?

例えば、隅の色が剥げたり、縫製がほつれたり、革が破れたり、金具が破損していたりして恥ずかしいコンディションだったりしませんか?
お財布は、日常的に普段持ち歩くものですし金銭を入れるために使いますが持ち手の顔ともなり、時には金運も左右するなどと言われています。
これまでにいくつくらいのお財布をお使いになりましたか?実際に使ってみると、色々と使いやすさや耐久性などでいろいろなことをお財布を通じて感じませんでしたか?かさばるお財布だったり、重たいお財布、紙幣などが出し入れしにくい構造のお財布、直はげてしまうお財布やすぐ壊れたお財布などと不満が出てくる場合もありましたよね。今ではお財布の種類もものすごく豊富になりインターネットで検索するだけでさまざまな種類のお財布が捜せると思います。TPOに合わせてお財布を選ぶことは大事なことだと思います。それはひとつのお財布を持つだけではなく複数のお財布を使い分けることかもしれませが。人の数だけ違うお財布の持ち方や使い方があります。大きいお財布を鞄に入れて持ち歩く人や、コンパクトにするために小銭入れと紙幣用のお財布を分ける人、通勤用と休日用にお財布を分ける人など個々のお財布も持ち方と財布の機能が合っていることが何より大事なことです。

財布
お財布は金銭が誕生してからその時代時代に応じて形状を変えてきました、本来の目的である金銭をしまうことは現在も変わっていません。昨今では所持するカード類が増え、プリペイドカードや会員券、ICカードやクレジットカードなどの非常に多くなってきました。お財布に入るカードの枚数には限りがあります。まだ長財布の形状であれば沢山のカードが入るものもありますが、二つ折りだとポケットに入れることなどを考えると20枚ほどが適度かと思います。最近はカードケースを用いてカードはカードだけで管理をして、用途に合わせて入れ替えている方も多いいようです。

財布
お財布はただ金銭を入れる為だけのものではなく、色々なものを収納する必要があるご時勢ですからお財布の中でも使いやすく整理したいですね。お財布を持つということについて、これから色々なお話が出来ればと思います。自分に合った、また新しいライフスタイルの為のお財布を選ぶということはとても楽しいことです。見た目だけで選ぶことも良いですが、見た目以外にもお財布には大事なことがありますので、お財布選びを失敗しないためにも参考にしていただけると幸いです。これから不定期になると思いますが、財布の基礎知識から財布の種類、財布(革婚式)などをご紹介する予定です。

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